消雪ノズル(散水ノズル) 埋設ノズルタイプ
埋設ノズルタイプの特徴
オールステンレス製にこだわったASANOの埋設ノズルは錆びにくく、埋設後のメンテナンスも軽減されます。特にASANOのノズルは調整弁もオールステンレスですので、シーズン初めの調整不良や破損の恐れもなく、維持管理を含めたランニングコストの削減にも繋がります。
埋設ノズルタイプの特徴
タイヤ等の圧力でキャップがゆるむとキャップ(調整弁)が浮き上がることで、調整弁ねじ部に集中荷重が加わり、調整弁が破損する恐れがあります。
ゆるみ防止機構付ノズルは、タイヤ等の圧力がキャップに加わっても、キャップのゆるみ防止機構があるので、キャップの浮き上がりがなく、タイヤの荷重はキャップのテーパ面に加わるため、調整弁に直接加わりません。 よって調整弁が破損する恐れはありません。

散水孔清掃 / ノズル内部清掃
十字ハンドルで調整弁をゆるめると散水キャップが持ち上がり、散水孔及びノズル内部の清掃ができます。
管内清掃
散水孔開閉式ノズルやキャップ着脱式ノズルは、上部を開放することにより管内の清掃も可能です。
散水キャップ仕様変更
毎シーズンの取水能力の変化や道路拡張等に合わせ、散水孔径・散水孔数・散水方向の変更が可能です。
散水方向の調節
道路又は駐車場に埋設後、散水キャップを任意の方向に調整できるので舗装状況(路面勾配・不陸地・埋設物)の堆雪状態に応じた融雪レベルの向上が図れます。 また万が一散水方向を間違って取りつけたり、ずれていても埋設後の修正が可能です。
電食対策ノズル
電食とは、互いに異なる金属と金属が接触している場合に、各々のイオン化傾向の違いにより、電荷の移動がおこなわれる腐食のことです。
例えば、食塩水などの電解質溶液中に鉄と銅を浸し、両方の金属を銅線で接続した時、鉄は電解質溶液中に溶解し、銅の表面で酸素の還元反応が行われます。いわゆる電流腐食(電食)が進行します。電食は地中でも起こります。
当社の電食対策ノズルは、接する管の間にゴムスリーブ加工がほどこされているため、例えば鉄などのようにステンレスと違う金属が使用されていても電食は起こりません。
ASANO オールステンレス製ノズルだからできる、様々なシーンでの長期的活用

ASANOが提案する埋設型散水ノズルは強度、耐食性に優れるオールステンレス。電食対策も万全です。
特にTCシリーズは地面に埋め込んだ後でも散水方向を変更できるというキャップ式。
長期使用を見込んだアイデアが盛り込まれています。
しかし、ステンレス部品は錆びにくい分、ねじに緩みが生じやすいという欠点を持っています。
これに対してASANOは、キャップと本体に突起を設けることで、キャップの回転を止める安全な構造を生み出しました。
安心して製品を使っていただくために、品質の追求をあきらめない。ステンレスにこだわるASANOの使命です。
雪国での消雪散水

雪国の消雪施策として欠かせない存在の散水ノズル。多数の納入実績があります。
都市部での打ち水用散水

ヒートアイランド対策、打ち水効果を担うツールとして、埋設型散水ノズルが使用され始めています。