[ご使用のワイヤーロープの構成・サイズは、用途に適していますか?]
当社で取り扱っているワイヤーロープの構成には数種類あり、それぞれにワイヤー径のサイズ展開があります。
ご使用の用途や現場によって、硬さや強度、見た目など適した物をお選びいただくことで、ワイヤーの特徴を最大限に活かすことができます。
下記をご参照ください。
※下線のあるテキストからオンラインショップに移動できます。
●構成7×19
素線径が細く、柔らかいのでワイヤークリップの使用に最適。
サイズ展開(ワイヤー径):2mm〜20mm
<用途>
・ウインチを使用しての巻き取り
・ネット張設
●構成7×7
硬さがあるので、直線での使用に適しています。
サイズ展開が細かいので、小規模工事にも対応。ターミナル金具との相性もよく、手摺ワイヤーにも採用されています。
サイズ展開(ワイヤー径):0.54mm〜8mm
●構成1×19
素線が太く強度があるので、大きな物件での採用多数。また、表面にささくれが立ちにくいので人の往来がある場所でも採用されています。
7×7同様、ターミナル金具との相性もよく、手摺ワイヤーにもマッチします。
サイズ展開(ワイヤー径):3mm〜8mm
<用途>
・懸垂幕のサイドワイヤーなど動きのある仕様(摩耗に強い)
・手摺装飾ワイヤー
ワイヤーをチューブに通しているため、摩擦に強い。そのためささくれが立たないなど、安全性が向上。人の目、人の手に触れる場所で多く採用されています。
サイズ展開(ワイヤー径):3mm〜6mm
<用途>
・アミューズメントパーク設備の補強
・樹木の支え
・通路や列の誘導ガイドライン
●構成6×24
繊維芯を持つワイヤーロープです。7×7や7×19よりも強度は劣りますが、柔軟性に特化しているので、複数の滑車に通すなど折り返す箇所が多い部分、常時曲げた状態での使用に適しています。
サイズ展開(ワイヤー径):6mm、8mm、9mm
●構成6×37
6×24と同様に繊維芯を持つワイヤーロープです。6×24よりも素線が細い為、高い柔軟性を持っています。素線が細い為、摩耗には注意が必要です。
サイズ展開(ワイヤー径):6mm、8mm、9mm
<用途>
大規模のテントや屋根の開閉装置の中で、いくつもの滑車を通って設置されています。
ワイヤーの選定やご使用につきましてご相談等ございましたら、下記バナーよりお気軽にお問い合わせください。カタログのご請求も承っております。